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ルル×カレン


「何を知っている、答えろ!」
ルルーシュの腕を掴み、ナイフをその手に構えながらカレンは問い詰めた。
「シンジュクが…そんなに気にかかるのか?」
顔をカレンの肢体から逸らしていたルルーシュは、そう問いかけるとともに無遠慮にその身体を見つめる。
檄した瞳でルルーシュを見据えるカレンは、見られていることが気にならないのか、気にしていないのか、身体を隠そうともしない。
「なぜそんなことを訊く! 何を知っている!」
「シンジュクゲットー…」
ナイフを向けられながらも、平然とした顔でルルーシュは呟く。
“シンジュクゲットー”…その単語にカレンの表情はさらに険しくなっていく。
「お前は…やはりあの時の!」
「だとしたら…どうする?」
それがどうした?と言う風に、表情も声も変わらないルルーシュに、カレンは苛立ちをぶつける。
「なぜサザーランドを手に入れられた、なぜあんな場所にいた、いや…そもそも、なぜただの学生があんな場所にいた!」
檄したカレンとは対照的に、ルルーシュは前髪を弄りながら、ふんと鼻を鳴らす。
「質問を質問で帰そう。なぜ、そんなことを知っている?」
「そ、それは…」
口ごもるカレンに、ルルーシュの唇が歪む。
「テロリストだからだろう? シュタットフェルト家御令嬢カレン・シュタットフェルト」
くつくつと、暗い哂いを浮かべる。
「キサマッ!」
カレンは思わずナイフを振り上げ、ルルーシュに突きたてようとする。

その瞬間、ルルーシュは掴まれていた腕を全力で引いた。
「っ!」
ナイフを振り上げようとしていたカレンは、足場のことも考えずに踏ん張ろうとするがシャワーで濡れた浴槽は容易くその足を滑らせる。
浴槽の中に背中から倒れこんだカレンは、その衝撃と痛さに顔をしかめる。
「くぅ、…つーー…。くそ、キサ…ま…」
カレンは慌てて立ち上がろうとするが、その眼前にはカレン自身のナイフが突きつけられていた。
シャワーに濡れながらも、狭い浴槽の中でルルーシュはカレンに覆いかぶさっている。
「形勢逆転だな、テロリスト」
「こ、殺せ!」
「殺さないさ、お前たちにはいろいろと役に立ってもらう予定だからな」
ナイフを突きつけながらカレンを立たせると、浴槽を跨がせる。
「ご承知のとおり、俺はあの時シンジュクゲットーにいた。元々はお前たちに巻き込まれたんだがな」
「し、知らない」
怒りと羞恥で顔を染め、カレンは己の身体を手で覆い隠そうとするが…
「隠すな!」
「っ!」
「そのまま両手は浴槽を掴んでいろ」
ルルーシュは流し台から洗濯紐を取り出すと、カレンの両腕を拘束しシャワーフックから無残にも吊り下げる。
「声を上げるわよ!」
「騒ぎたいなら騒げばいい。その代償として、お前の仲間たちは全員殺されるわけだがな」
「貴様…この卑怯者……」
「何とでも言え。俺を巻き込んだのは貴様らだ。だから、お前たちには精々俺の役に立ってもらうさ」
ルルーシュはカレンの豊かな乳房を無造作に掴む。
「くぅ…や、やめろぉ」
「Qワン。俺の正体を知ったからには、お前には俺とテロリスト共の繋ぎとして働いてもらう」
「誰が、貴様なんかに従うと思う! みんなも貴様の言葉なんかに耳を貸すものか!」
「従うさ。勝利の味を一度知ったからな。勝利を与える者には従うだろうさ」
その通りだろうとカレンは思う。
自分自身も彼の勝利の言葉を信じて、あの状況で従ったのだ。
「まずはお前には、俺に逆らわないよう…その身体に思い知らせるとするさ」
乳房を掴む手にいっそうの力を込めると、ルルーシュは深淵のような歪んだ微笑を浮かべた。

「トップとアンダーのバランス…か」
思うが侭にカレンの乳房の感触を楽しみながら、ふと呟く。
手で感触を確かめるまでも無く、カレンの乳房は素晴らしいバランスを保っていることがわかった。
若さゆえのみずみずしさと、女子高生の平均を大きく上回るその大きさが、ぎりぎりのラインでバランスを取っており巨乳ゆえの見た目の悪さを感じさせない。
「見事なものだな。なにを食べたらこんな風になるんだ?」
「黙れっ、黙れっ、黙れっ!!」
目を瞑り、首を振り拒絶を露わにする。
「目を開けろ」
「な、んで…」
「目を開けろと言っている。貴様に俺に逆らう自由があると思っているのか?」
唇を噛み締め、ルルーシュの言葉の意味を反芻する。
彼は言っているのだ、自分の恥と仲間の命とを天秤にかけるのか、と。
かけられるわけがない。
『私だけならまだ構わない。だけど…こいつはきっとやる。私が逆らったら、みんなを…』
肩を震わせながら、カレンは瞼を開く。
目の前にはルルーシュの歪んだ笑み。
思わず目を逸らそうとするが…
「見ろ! こっちを。自分の乳房がどれほどのものか、確かめろ」
ルルーシュの言葉に、カレンは目を逸らすことさえも許されなかった。
これ見よがしに、乳房をこねくり回されるのをカレンはただ見つめることしか出来ず、ただ唇を噛む。

ルルーシュは力任せに揉みしだくわけではなく、やわやわとあくまでもその感触を楽しんでいる風だ。
「私の口を、塞がなくてもいいの…?」
「言っただろう? 人に来られて困るのは、お前だと」
「そうね。全て貴方の言うとおりよ」
自嘲気味などこか諦めた風にカレンは笑う。
そんな言葉に、ルルーシュはどこかつまらなさそな表情を浮かべる。
しかしカレンの表情が再び険しく変る。
「だけど…私はお前には従わない。従ってたまるか!」
「嬉しい事を言う」
心底嬉しそうに、愉しそうに、ルルーシュはその昏い瞳でカレンを見据える。
あの不思議な女から力を貰い受けてから、ルルーシュは人を支配することに昏い喜びを見出していた。
本来ならば、ブリタニアの王子だ。生来、そう言った気質があったのかもしれない。
だがそんなこととは無関係に、ルルーシュは目の前のこの女を屈服させたくてたまらなかった。
ルルーシュはあえて乳房のみを愛撫しつづけた。
それも激しくではなく、優しく、愛するように。
暫くの間、ルルーシュはただカレンの乳房を揉みしだいていた。
しかし水音だけが響く室内に違う音が混ざり始めてくる。
「…ふぅ…はぁ……ふぅ…」
唇を噛み締め、溢れ出そうとする声をせき止めるが、カレンはその昂ぶりに思わず鼻を鳴らしてう。
自分の乳房からじんわりと伝わってくる熱に、首を振り、懸命に堪える。
「どうした? 感じてきたのか?」
「う、五月蝿い!!」
「じゃあ、そろそろ次に移ろうか」
「え………?」
熱で浮かされ始めているカレンは、その言葉の意味が一瞬わからなかった。
次の瞬間、カレンの身体が電流を流されたかのように震えた。
ルルーシュが乳首を捻り上げたのだ、思い切り。
「んぐううううう、うぐ…んぅ…んんん…くぅ!」
奥歯を噛み、唇を血が出るほど噛み締め、悲鳴と嬌声が漏れるのを間一髪で防ぎきる。
「頑張るじゃないか、なかなか」
ルルーシュは愉しそうに無造作に乳首を捻り上げる。
何度も、何度も。
その度に、カレンは悲鳴と嬌声を堪えなければならなかった。

暫く、ルルーシュはカレンの反応を楽しむように、乳首を捻り上げ続けた。

「そら」
「んぅっ!!」
「ほら」
「んんん!」

漸く乳首から手が放れる。
散々になぶられ尽した乳首は、痛々しく真っ赤に染まり硬く屹立していた。
「…はぁ…はぁ…はぁ…」
息も絶え絶えカレンの唇の端から、血が零れている。
苦痛と嬌声を堪える為に、文字通り血が出るほどに唇をかみ締めたためだ。
「辛そうだな」
「この…この程度、なんともないわ!」
「そうか、それならいい。まだ楽しませてもらえるわけだ」
カレンの顎に手を添えると、ルルーシュは零れる血を舐めとる。
「ハーフでも血の色と味は、変わらないな」
「!!」
「なぜ知っている…という顔だな。説明する義理はない」
こいつは一体何をどこまで知っているんだ?
カレンの心の中にざわざわとした不安が渦巻いてくる。

唇の血を舐めとると、ルルーシュは顔を放す。
「しかし随分痛々しいな」
乳房の表面を撫でるだけの愛撫を繰り返しながら、真っ赤に染まった乳首を眺める。
「お前が…した、ことだろう。この卑怯、者…」
そう返しつつも、乳首がじんじんと熱くなっているのは確かであり、カレンは無意識に太股を擦り合わせていた。
「そろそろ休憩は終わりだ。まだ耐えろよ、俺を楽しませるために」
「ふざける、なぁあっ!」
その言葉を最後まで口にすることはできなかった。
ルルーシュが真っ赤に染まった乳首を、両手の指で摘み上げたのだ。
ただ、それだけで、散々に捻り上げられ敏感になった乳首には、大きすぎる刺激だった。
「んあぁ、あ、ああぁ、やめ…や…め、ろぉ…」
ダイアルを回すように、親指と人差し指でくりくりと刺激する。
「どうした、声をこらえなくていいのか? 人が来るぞ」
嘲笑を浮かべたルルーシュは、そう言いながらも指での刺激を止めない。
「うる、うるさぁあああ…い、いひぃ…んんんむぅ!」
乳首から流れ込む刺激に、カレンは歯の根も合わなくなり嬌声を堪える事も出来なくなっていた。
「んん…ひぃい! やめ、や、め…ろぉおおおおおぉぉお!」
カレンの声がより大きくなる。
乳首を摘みあげていたルルーシュが、舌を伸ばし摘んだ乳首の先端をちろちろと舐め上げていた。
シャワールームには、ただカレンの嬌声が木霊していた。

最初はゆっくりと、徐々に徐々に激しく。
摘み上げたカレンの乳首を、彼女自身に見せ付けるように舐める。
制服がシャワーでびしょ濡れになることも、もはや気にならないかのようにルルーシュは夢中でカレンの乳首をしゃぶり続けた。
そんなルルーシュの様子すら、カレンは気づくことが出来ないほどに追い詰められていた。
「ひぃっ、ひゃ! だめ、だめなの、乳首らめなの!」
太股をしきりにこすり合わせ、掌を爪が食い込むほど握り締め、爪先を丸め、快感に必死に耐えようとしているのだ。
ルルーシュは夢中になりながらも、冷静な心のうちでカレンの様子に気づいていた。
「ちくび、ちっ、ちくびいじるなぁ! いじぃ、いじるな! いじるなって言ってるだろう!」
瞳のふちから涙を流しながら、カレンは自分を鼓舞するように拒絶の声を上げ続ける。
その時、ルルーシュの動きが止まった。

「カレンさんおっそいなー。ルルもどこか行っちゃったし…」

廊下からシャーリーの声が近づいてくる。
ルルーシュはそれを聞くと、あの歪んだ笑みをカレンに向ける。
「どうする、悲鳴を上げるか?」
その問いにカレンのどろどろに融けかけていた脳内が、辛うじて踏みとどまろうとした。
「……」
コンコン、とドアがノックされる。
カレンの肩がびくりと揺れる。
「カレンさーん、まだシャワー浴びてるのー?」
胸の鼓動が早鐘のように鳴り響く。
今ドアを開けられたら、どうなってしまうだろう?
私は“今”は助かるかもしれない。
だけどこの男がその後でなにをするか、わかっている。
鍵はかけられていただろうか、もしかかっていなかったら…。
快感の熱で浮かされ朱に染まっていたカレンの顔は、真っ青になっていた。
ルルーシュはそれを愉しそうに眺める。

「カレンさーん?」
「だ、だいじょうぶ! 私、結構お風呂長い、のぉっ!」
語尾が急に悲鳴に変わりかける。
「どうしたの、カレンさん!」
「な…なんでもない、なんでもないわ」
いつの間にかルルーシュがカレンの乳首に吸い付き、その先端をついばんでいた。
唇を開けば、嬌声が漏れそうになる。
それに耐えながら必死にカレンは答える。
「み、水を…出してぇ、しまった、の…」
「そうなの? カレンさん、うっかりさんなんだから。あ、そういえば着替え、沙世子さんがもって来てくれた?」
「え?」
聞きなれない単語にカレンは思わず疑問符を浮かべてしまう。
「メイドの人だよ」
思わずルルーシュの表情を伺う。
相変わらずルルーシュはカレンの乳首を弄んでいる。
「え、えぇ、届け、てぇ…くれたわ、だ、大丈夫…っ!」
「そっか。それじゃあ気の済むまで浴びてていいけど、なるべく早く来てね。みんな待ってるから」
「わかった…わぁ」
ゆっくりと足音が遠ざかっていく。
ルルーシュは乳首から離れると、乳首を弄りながらせせら笑う。
「よく悲鳴を上げなかったな」
「当たり前…でしょ。お前が…お前がっ……この卑怯者…」
仲間を守るため、仲間を守るためなら…どんなことにだって耐えられる。
カレンの心はいまやそれだけのために、この苦痛とも快楽とも区別が付かなくなっている状況に耐えていた。

「あぁああ…うぅ…らめ、らめらって…いってるぅのにぃ!」
いまだねちねちとカレンの乳首と乳房を嬲り続けられていた。
『なかなかがんばるな…だがそろそろだろうな』
ルルーシュは、弄られ続けなぶられ続け真っ赤に染まり尖りきった乳首を頬張ると、軽く歯を立てる。
「いいぃひっ!」
「ひひのふぁ?(いいのか?)」
「しゃ、しゃへるなあ! くわえたままぁ!」
頤をのけぞらせ、カレンの全身がびくびくと痙攣する。
「もう…もうっ、イっ」
諦めの言葉が口から漏れかけた瞬間、ルルーシュがカレンの体から離れた。
あと一息で突き落とされるところだったカレンは、困惑と無意識の欲情がこもった瞳でルルーシュを見つめる。
「どうした? 俺は別に貴様を悦ばせるわけにやっているわけじゃない」
「だれが、喜んでなんか!」
叫びながらも、自分の頭の中では『嘘だ』と渦巻いていた。
痛いほどに尖り、快楽を与える乳首がわかる。
太股を濡らす液体の存在がわかる。
シャワーで流されていなければ足元に水溜りができていただろうことがわかる。
もう嬌声を我慢できなくなっている自分がわかる。
目の前の男が恐ろしかった。
何もかも見透かされ、抵抗する気持ちが萎えていきそうだった。
カレンに見つめられながら、ルルーシュはシャワーでずぶ濡れになった制服を脱ぎ捨てていく。
その股間でいきり立つ物にカレンは目を奪われる。

ごくり。

唾を飲み込む音がシャワーの音に紛れることなく、聞こえる。

「さて…いかせてほしいのか?」
乳房を荒々しく揉みしだきながら、ルルーシュはカレンと鼻先が触れ合うほど顔を近づける。
「そんなわけぇ、な、なぁひぃ!」
ぐにゃぐにゃとルルーシュの掌の中で形を変える乳房。
痛いほどに掴まれているはずなのに、もはやそこは快感しか伝えてこない。
「いかせてほしいのか?」
「ち…がう、ちひゃう、ん!!」
「素直に従えば、いかせてやるぞ?」
左右の乳首の先端をつまみ、くっつけ、同時に舐めしゃぶる。
「あああぁ、おおぉお! いや…いや、いひゃいひゃだあ!」
「逆らわなければいい。俺に従えばいいんだ」
どろどろに融けた脳に、ルルーシュの言葉がゆっくり染み込んでいく。
胸だけで何度も何度も達する寸前でたたらを踏まされ、数十回繰り返したころには、カレンの口から漏れる言葉はもはや人語の形をなしていなかった。
「おぉおおおおおおおお、あぐうううううう! あうあああ、あ…ま、またぁああ!」
「さぁ、どうしたい? いかせてほしいのか? 俺に…従うか?」
あの昏く深い笑みと、染み込んでくるような言葉がカレンの身体を満たしていく。
『ごめん…みんな。わたし、もうだめ…おにいちゃん…いいよね? わたしがんばったよね? だから、いいよね』
「ゆるして…もうゆるしてください…いかせて…いかせてください」
うつむいたカレンの口からぼそぼそと漏れ聞こえる。
ルルーシュはカレンの髪を鷲掴みにすると、無理やり顔を上げさせる。
「聞こえん。もっと大きな声で言え!」
「もうゆるしてください! いかせてください! したがいますから、なんでもいうこときくから、いかせてください!」
堕とした!
その瞬間、ルルーシュの顔におぞましいほどの歓喜が浮かんでいた。
「ははは、ふ、はははははは! 聞こえんぞ、もっと、もっと大きな声で言え!」
「したがいます! …いうことききます! だから、だから…いかせてください!!」
髪から手を放し、ルルーシュはカレンの顎に両手を添える。
「いいだろう。これは契約だ。違える事は許さん。だが…」
ぼんやりとした焦点の合わないカレンに、ゆっくりと告げる。
「俺に従うことに悦びを見出させてやろう、それだけは約束する」
ルルーシュはカレンに口付け、ゆっくりと舌を絡ませていった。

舌と舌を絡ませる音が耳に響く。
脳が麻痺したように、カレンはルルーシュの舌に応えていた。
どれだけそうしていたか、もはやカレンにはそれさえわからないが、ゆっくりとルルーシュが唇を放す。
「ああ…あぁあ……」
泥酔しているかのようにだらしなく口を半開きにし、唇の端から涎が零れている。
「さて、と」
もはや必要ないとばかりに、ルルーシュはカレンの拘束を解く。
洗濯紐を解かれた両手にはくっきりと縛られた痕が付いていた。
「これは隠さないと変態だと思われてしまうな」
「っ…」
その言葉に僅かに表情が曇る。
「いや、思われてしまう…じゃなかった。変態だと言うことがばれてしまうな」
「! 違う、私は変態なんかじゃ!」
「どこが違う!」
反論しようとするが、ルルーシュに怒鳴り返されると思わず目を閉じ、身体を竦ませてしまう。
「縛られ、胸だけを弄られ、気をやる寸前にまでなって、変態じゃないと?」
「でも、それ、それは…」
竦み、怯えるカレンの耳元にルルーシュはそっと囁く。
「私は変態だ、と言え。カレン・シュタットフェルトは……いや違うな…紅月カレンは変態だと言え」

突然、自分の本当の名前を言われカレンの顔が真っ青になる。
こいつは悪魔だ…魔神だ…、なら逆らえるわけがないじゃないか。
カレンの心を真っ黒なナニカがぐるぐると渦巻く。
「はい…カレンは…」
「違うっ!」
「こ、紅月カレンは、変態です…」
ルルーシュはカレンの乳房をつかみ、荒々しく揉みしだく。
「聞こえないな」
「紅月カレンは、変態です!」
「違うだろう? “ただの”変態ではないだろう?」
真っ青だった顔は、今は羞恥と快感がないまぜになった物で朱に染まっている。
「紅月カレンは縛られて胸を弄られているだけでいきそうになる変態です!!」
知らず、涙を零しながら叫ぶ。
ルルーシュは唇を歪め微笑を浮かべるが、次の瞬間にはやさしい偽りの微笑を浮かべていた。
「よくできた。いい子だ」
カレンの頭をやさしく安心させるように撫でると、涙を拭い取る。
「あ、え。………は、はい!」
『おにいちゃんみたいな手だ』
ルルーシュに撫でられ、カレンはすっかり弛緩したような表情を浮かべる。
しばらくそうしていたが、撫でていた手を放すとルルーシュの表情が暗い笑みになる
「それじゃあ思う存分楽しませてやろう。そこに手を付いて、尻を上げろ」
「はい………あの、だけど…」
「なんだ? まだ従えないか?」
「いえ、違います! は、初めてなんです…だか、だから」
羞恥で身体中が真っ赤になるかとカレンは思った。
一瞬、きょとんとしていたルルーシュだが、すぐにそれは哄笑に変わった。
「はははは、く、くく、くははははは!」
「………わ、笑うな!」
「これが笑わずにいられるか。胸で気をやりかける変態のくせに、処女か。はははは!」
その姿勢になっているだけでも、嘲りの言葉を向けられるだけでも興奮するのか、カレンの秘所はより濡れ、溢れていた。
「それなら少しは優しくしてやるのも吝かではないな」
ルルーシュはまたなにか楽しみを見つけたかのように、歪んだどす黒い笑みを浮かべる。

ルルーシュはどこからともなくキングの駒を取り出すと、それをカレンの秘所に押し付ける。
「? なに、何をする気なの?」
その感触に慌てたカレンは振り返る。
「変態女の初めてだ、これくらいでないと釣り合いが取れないだろう」
ルルーシュはキングの駒を、カレンによく見えるように手の中でくるくると回す。
それを見たカレンの表情が青く変わっていく。
「そんな、そんな物入れないで! もうこれ以上私を辱しめるの…やめてよぉ」
「黙れ、この変態が!」
口答えしたことを咎めるかのように、カレンの尻たぶを平手で何度も叩く。
「あぐっ! つっ! ひぃ! や! やめっ! ゆる…ゆるし…て!」
カレンの尻が痛々しく真っ赤に染まり、ようやくルルーシュは手を止める。
肩がぶるぶると震え、カレンは涙を流しながら小さな声で許しを乞うていた。
「ゆるして…ゆるしてください…いたいことしないで…お願いですから…」
「物分かりの悪い変態女が。さぁ、乞え。私の処女膜を破り捨ててくださいと!」
尻を叩くことに高揚したのか、ルルーシュの表情が僅かに赤くなっており、口調にもどこか熱が篭っていた。
「………」
「どうした!」
ぱぁん!と再度尻を叩く。
「いや! 言います、言います! へ…へ、変態のカレンの処女膜を…どうか、破り捨ててください…お願いします」
肩を震わせ、時折涙声が混じりながら、屈辱的な言葉を口から紡ぐ。

ルルーシュは満足げに微笑むと、キングを秘所に強く押し付ける。
「行くぞ」
「は…はい!」
次の瞬間、熱さと痛みがカレンの背筋を駆け上り、頭の中が真っ赤に染まった。
何の容赦も、遠慮も手加減もなく、ルルーシュはキングを秘所に深々と差し込んだ。
ぶつぶつとなにかを引きちぎるような感触が手に伝わってくる。
「いぃいいいいい! いひ、いいいいぎ…あ…ぐぅうううう…」
奥歯をかみ締め、脂汗を流し、カレンはその陵辱に耐えていた。
「はははははは! どうした、まだ足りないか?」
ぐるりと円を描くように、キングで秘所を蹂躙する。
ルルーシュが駒を動かすたびに、カレンの口から声にならない悲鳴が漏れ、身体がびくびくと痙攣する。
永遠にも感じられる陵辱は、しかし実際には1分ほどであったのか。
ゆっくりとそれを引き抜くと、ルルーシュは血にまみれたそれを床に投げ捨てる。
「はぁっ! はっ…はぁ…はっ! はぁっ!」
陵辱から解放されたカレンは、必死に酸素を求めるように口をパクパクさせる。
秘所からは血がこぼれ痛々しさを如実にあらわしている。
「さぁ、それでは今度こそ、俺が楽しませてもらうとしよう」
しかし、陵辱は終わってなどいなかった。

ルルーシュは自分の熱くいきり立ったものを、血まみれの秘所に押し付ける。
「ゆる…ゆるして…ください。もう…だめ、壊れる、わたし壊れちゃうから…」
「許さん」
カレンの願いは、無遠慮な一突きによって打ち砕かれた。
「あっああ…んん…ぐぅ…あぁああああ…」
キングよりも深く、奥まで貫かれ、カレンは獣のような声をあげる。
「…血で滑って、奥まで素直に入ったな」
抜き差しをする熱い猛りは、血とそれ以外のぬめりで染まっていた。
しばらくの間、カレンの悲鳴と秘所を攪拌する音だけが響く。
さらにカレンを陵辱するつもりだったルルーシュだが、カレンの中の感触にすっかり夢中になっていた。
何度も、何度も夢中で抜き差しし、身悶えるカレンの姿に目を奪われる。
「いぎ…ひぃ…はぁ…ひぃん!」
「どうした…血まみれにされて…く、感じているのか、この変態」
「う、うそぉお…かんじてなんか…いなっ…いないぃい!」
身体を保護するためだろうか、より多く分泌されたカレンの愛液によってルルーシュの行為が激しさを増す。
「あぐぅ、あぁああ、あぁ、もう、もうだめ、だめなのおお。いっちゃうのぉずっといけなかたから、いっちゃうのぉ!」
びくびくとカレンの全身が痙攣し始め、よりいっそう秘所が食い締める。
散々ルルーシュに嬲られ、気をやる寸前で足踏みをさせられ、陵辱されたからだがやっと貪れる感覚に打ち震えていた。

「いくんだな! 変態が! 犯されていくんだな!」
「あぁああああ、そう、そうなのぉ、いっちゃう! いっちゃうのおおおお!」
「はは、はははは! いけ、いけ、犯されて、なかに出されて…いけ!」
勢いをつけて、奥深くまで貫く。
「あぁ、ああ…あ、ああああ、いく、いく、いくううう!」
カレンが絶頂に達すると同時に、熱い感覚が奥深くで破裂するのを感じる。
それはまるで麻薬のようで、カレンは惚けたように口をぱくぱくと開き、舌がだらしなく垂れ下がっていた。
食い締めと射精の快感に、ルルーシュは思わず声が漏れそうになるが、奥歯をかみ締め余裕を見せようとする。
「はぁ…はぁ…思い切りいったようだな、く、くく」
快感で惚け、だらしない表情を見せているカレンを、ルルーシュは満足そうに見つめていた。
ゆっくりと抜き取ると、カレンの秘所から血と精液の混ざった液体が零れ落ちてくる。
「あぁあ…あぁあああ…らめぇ…もう、らめぇえええ……」
支えを失い、その場にへたり込んだカレンは、ゆっくりと意識を失っていった。
ルルーシュは歪んだ笑みを浮かべると、宣誓するかのようにつぶやく。
「紅月カレン、これでお前は、全て俺のものだ。今日、この時よりな」

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