性奴隷 が 生まれた 日


「会長、遅くまでご苦労様です」
手に二人ぶんのコーヒーをもって、美しい顔立ちの少年が入ってきた。
彼の名はルルーシュ。生徒会のメンバーである。
私、ミレイ・アシュフォードは彼からコーヒーを受け取って極上の微笑み返す。
「ありがとう、ルルーシュ。気が利くじゃな〜い」
「いえ、生徒たちのためにこんな遅くまで公務にいそしんでいる会長への、せめてもの感謝の気持ちですよ」
そう言って彼はさわやかな笑顔を浮かべた。
それを見て私は胸がきゅん、となる。
そう、この顔である。
この生まれる性別を間違ったかのような美しい笑顔。
この顔をずっと傍で見ていられるように、彼を生徒会に引き込んだのだ。
「もう〜〜、かわいいんだから」
「え、なにか言いましたか?」
私の独り言が耳に届いたのか、ルルーシュは聞き返してくる。
「いえ、なにも」
「そうですか?」
危ない危ない。こんな台詞を聞かれては先輩としての沽券にかかわるところだったわ。
・・・・・・それにしても。
夕焼けの生徒会室に二人っきり。
これ以上ないくらいのシチュエーションだわ。
告白でもしてくれれば面白いのに。
まあ、そんな都合よくいくはずないか。
なら、いっそ押し倒して既成事実でもつくってみようかしら?
なーんてことを彼が淹れてくれたコーヒーをすすりながら考えていると・・・
「会長」
ルルーシュがいつになく真剣な顔で覗き込んでいた。
あら、やっぱり告白かしら?

そのとき私は確かに見た。彼の左目が異様な紅い光を灯していたのを。
「ミレイ・アシュフォード。お前はいまから俺の性奴隷になるのだ」
彼の形のいい唇が残酷な言葉を紡ぎだす。
けれど私はなぜか彼のその言葉を当然のように受け入れていたのだった。
「はい、私はルルーシュの性奴隷になります・・・・・・」
ルルーシュはそんな私を満足そうに見つめると、懐から何かを出した。
あれは・・・ビデオカメラ?
「くくく、それでは撮影会といきますか。俺の質問にちゃんと答えてくださいね、会長?」
私はこくり、と頷く。
「まずは名前と役職を教えてもらいましょうか」
「私は・・・アシュフォード学園生徒会長、ミレイ・アシュフォード」
素直にそう答える。
「あなたは処女ですか?」
「ええ、処女よ」
「え、本当に?と、嘘のはずがないか」
「ええ、男性経験はないわ」
ルルーシュは愉快そうに唇の端を歪める。
私が処女なのがそんなにおかしいのかしら?
だからって決してもてない訳じゃないんだからね。
「なるほど、でもそれじゃあ欲求不満が溜まるでしょう。そんな立派な身体をしているんだから。週に何回くらいオナニーをしているんですか?」
そ、そんなことにも答えなきゃいけないわけ?
あ、でも当然か。私は彼の性奴隷なんだから。
「しゅ、週に4、5回です・・・」
わずかに言いよどんでしまう。
「へえ、随分と回数が多いんじゃないですか?」
「え、そんなこと、ないと、思うけど・・・」
多いのかしら?そんなの他人と比較したことないからわからないわ。
シャーリーとかはどうかしら?あの娘は水泳で発散してるから回数は少なそうね。
でもルルーシュを想って夜な夜な自分を慰めているかも。
ニーナは・・・ああいう娘に限ってするのが日課になっていたりするのよね。
そんな私のどうでもいい思考をルルーシュの言葉が遮断する。
「まあいい、それだけしていれば手馴れたものでしょう。それでは早速披露してもらうとしましょうか」

「え、それは、つまり、ここでオナニーをしろってこと?」
「そうですよ」
少しだけ、私の頭の中でこの命令に逆らわなくてはならないという理性が働いた。
取り返しがつかないことになる予感がした。
「早くしてください」
でも性奴隷の私がルルーシュの言葉に従うことは当然のことじゃない。何を躊躇うことがあるのかしら?
私はいつもしているように両手で乳房を揉みほぐし始める。
「んっ・・・」
同年代の少女たちと比べて明らかに育ちすぎな胸をこね回すようにして刺激を与える。
胸全体が徐々に痺れたように熱を持ってくる。
同じように顔も上気し、息が荒くなってくる。
「ん、はあ、ふうっ・・・」
乳房がだいぶこなれてきたと感じた私は、制服の上からでも容易にその存在がわかるくらいに硬くなっていた乳首を右手の人差し指と中指で摘み上げる。
「んんっ!!」
思わず声が出た。
今までのじわじわとしたもどかしい気持ちよさとは違う、鋭い快感。
私は知らないうちに椅子に座ったまま腰をねっとりと動かしていた。
その快感をもっと味わおうと右手の両指は右乳の乳首をしごき上げるように動かしながら、左手の人差し指で左乳の乳首をぐりぐりと柔肉の中に埋めていく。
「うう、んはぁ・・・!」
両の乳首がじんじんと痛くなるくらいに強く指を動かす。
その痛みもすぐに快感に変わっていく。
でも・・・これだけでは足りない。届かないわ。
二つの乳房がもたらす快感が強くなればなるだけ、逆にもっと強い快感が味わいたくなる。
私は左手の乳首いじりはそのままに、本能の赴くままに右手を閉じられたままの足の付け根へと伸ばしていった。

制服のミニスカートの中に右手が忍び込む。
下着の上からそこに触れてみる。
「あひっん!」
私、もうこんなに濡らしてる・・・
まだ胸をさわっただけなのに。なんかいつもよりペースが速いみたい・・・
ルルーシュに見られているせいかしら?
私はちらりと彼のほうを見る。
ビデオ片手の彼はその視線に気がつくと、にやりと笑って言った。
「せっかくだから、ちゃんと見えるように足を開いてやってくださいよ、会長」
ああ、そういえば撮られているんだったわ。
それじゃあこの痴態が未来永劫記録に残ってしまうのね。
そんなことを考えながらも彼の命令に従順に従い、足を大きく開くと、純白の下着が丸見えになってしまう。
私は彼の視線を意識しながらも、右手の人差し指を下着の上から性器の割れ目に沿って這わせる。
滑らかな絹の感触が敏感な肉の壁を侵す。
「あんっ・・・」
気持ちいい・・・・・・
胸では得られない確かな快楽がここでは得ることができる。
左乳首をさらにグリグリと虐めながら、右手で何度も何度も割れ目をなぞりあげる。
くちゅくちゅという粘着質の音が夕焼けの生徒会室に響き渡る。
すでに下着は自分で分泌した愛液でくちょぐちょになってしまい、その内側にある赤い肉壁が透けて見える有様。
ん、もう、この下着高かったのに・・・
こんなに汚れちゃったら洗っても匂い落ちないかも。
それとも今からでもまだ遅くないかしら?
そう考えて私は座ったまままず右足を下着から抜き取る。続いて左足。
そうして愛液まみれの下着を投げ捨てた。
ぺちゃ、と音がしてそれはわずかに生徒会室の床を汚した。

何も遮るもののなくなった私の性器は指が熔けてしまいそうなほど熱を持っており、外気はひどく冷たく感じる。
「へーー、見かけによらず会長って随分と毛深いんですね。お尻の方まで毛だらけじゃないですか。て聞こえててないかな?」
彼の声も聞こえないくらい私はオナニーに没頭していた。
「んん、あん、あはっ、はっ!」
最初はたしかに命令されてやっていたのだけどれど、今はもう昇り詰めるまでは指の動きは止められそうもない。
先程下着の上からしていたように指を割れ目に沿ってなぞる。
指には濃い愛液がねっとりと絡まってくる。
「はあ、はあ、うううっ、気持ちいい・・・」
私はそのまま指を割れ目の終点にあるクリトリスにもっていく。
それはすでに自ら皮を剥き、恥ずかしいくらいに大きく、そして真っ赤に勃起していた。
先程告白したように、私はまだ男性経験がない。
そのために穴の中に指を入れるのは正直怖くてできない。
その代わりに・・・
「あん!!」
いつもいじっていた・・・
「ん!!」
クリトリスは・・・!
「あひゅん!!!」
これ以上ないほどに・・・!
「んんんっつ!!」
敏感に、なっって・・・!!
「ああああああああああっっあっんんんっ!!!」
すさまじい快美感が下半身から脊髄を伝い脳を直撃する。
それにより頭の中は真っ白になり、私の全てが快感に埋め尽くされる。
こんなに気持ちいいの、初めて・・・!
上履きの中の足の指が何かを掻き毟るかのようにのけぞる。
背骨が折れそうなくらいにのけぞりながら、私はビクッビクッと大きく痙攣しながらアソコから愛液を撒き散らした。

ぱち、ぱち、ぱち―――――――――
場違いな拍手が響く。
「いやーー、会長。見事な潮吹きでしたね。あんなに派手に潮を吹く人、俺、初めて見ましたよ」
ルルーシュの言葉をどこか遠くに聞く。
体がだるい。少し休ませてもらいたい。
でも彼にそんな慈悲は求められないようね・・・・・・
「会長があまりにもいやらしいものだから、俺も我慢できなくなってしまいましたよ」
撮影を続けながら近づいてきたルルーシュは、私の目の前に来るとズボンのチャックを降ろした。
中から彼の、その、オチンチンが飛び出してくる。
・・・すごい、こんな風になっているんだ。
はじめて見る男性器に視線が釘付けになってしまう。
想像していたものよりずっと大きくて逞しい感じがする。
グロテスクではあるけど何故か愛おしい。
「会長のせいでこんなに腫れてしまったんだから、責任を持って中のものを吸いだしてくださいよ、会長」
その言葉に、私は夢中で彼のオチンチンにむしゃぶりついていた。
「ん・・・ちゅぱ、んちゅ・・・むうっ・・・ど、どうかしら?」
こんなことは初めてだから、どうすれば男の人に気持ちよくなってもらえるのかよくわからない。
私は上目使いに彼の表情を伺う。
「ええ、なかなかいいですよ。初めてとは思えない。さすが会長、才能、ありますよ」
その言葉に気をよくした私はますます舌使いを情熱的にしていく。
頬をへこませてジュルジュルと音を立ててペニスを勢いよく吸い上げながら、竿に舌を絡めるのも忘れない。
それから頭全体を前後に動かしてみる。
「ううっ・・・!」
ルルーシュの口からうめき声があがる。
そっか、ルルーシュ、気持ちいいんだ・・・
そう思うと、なんか私もまた・・・

左手は彼の腰に添えたまま、右手が再び自分の性器に伸びる。
そのまま真っ赤に充血したクリトリスをこすりあげるとすさまじい快感が炸裂した。
さっき散々いじくったばかりでいつもにも増して敏感になってる肉真珠。
その上ルルーシュのオチンチンを舐めているという事実が私をいっそう興奮させている。
ああ、もうすぐにでも・・・・・・
・・・あら?
下半身が重いような、妙な違和感をかんじる。
なんか、すごく、オシッコしたくなってきた・・・
でも指は止められない。
私は今ルルーシュのオチンチンをしゃぶりながらオナニーしながらオシッコを我慢してるんだ。
ぞくぞくと自分でもよくわからない昏い快感が背筋を貫いた。
「ちゅぱ、ぬちゅ、んふっ、んちゅ・・・!」
「くっ、会長、もう出てしまいます・・・・・・・!!」
ルルーシュの切羽詰った声がする。
私はラストスパートとばかりに頭の動きを激しくする。
それと同時に右手の親指と人差し指でより一層クリトリスを強くしごき上げる。
「うっ!!!」
ルルーシュの射精が始まった。
私の口の中に生臭く、苦いネバネバした体液が遠慮なく吐き出される。
これが精液なんだ・・・
それはひどい味で、飲みにくい。
それでいて私をひどく興奮させる味だった。
それが引き金になりクリトリスに溜まっていた快感がはじけた。
残っている精液を搾り取るようにオチンチンを強く吸い上げながら、私の感覚は再び絶頂へと押しやられていく。
ああ、でもこのままじゃ漏れちゃう・・・!
私は下半身に力を籠めて必死にオシッコを我慢しながら、そのせいでより鮮明に感じられる絶頂感を震えながらかみしめた。

私は口の端から白濁液を垂れこぼしながら、床の上にへたり込んだ。
「はあっ、はあっ、はあっ、」
「よかったですよ、会長」
満足そうに言うルルーシュ。
「ねえ、ルルーシュ、お手洗いへ行かせてくれないかしら・・・」
私は彼にそう懇願する。
事態はかなり切羽詰っていた。
先程から尿意は増す一方で、そろそろ抑え難いものになっていた。
「え、ああそうか。さっきのコーヒーに入れた奴が効いてきたんだな」
「え?」
「いや、こっちの話ですよ。それより会長。トイレへ行くなんてもったいない。せっかくですから・・・」
彼は掃除用具入れの方へ歩み寄り・・・
「この中にしてくださいよ」
その手にはバケツが握られていた。
そっか、私はバケツにオシッコしないといけないんだっけ・・・
私はよろよろと立ち上がり、そのバケツの上に跨った。
「・・・んん」
下半身の緊張を解くと、パンパンだった膀胱からすぐに尿が流れ出してくる。
「はあああ〜〜〜〜〜〜〜〜」
生理的な解放感は先程の性的快感とはまた別な快楽だ。
私はじょぼじょぼと下品な音を立てながら放尿を続ける。
バケツには自分でもよくもまあこんなに出るなと思うほどの大量の尿が泡立ち、渦巻き、匂い立ちながら注がれていく。
ねとっ、ねとっとほころびから糸を引き垂れ落ちた愛液が水面に波紋を作る。
「くくく、とっても素敵ですよ、会長。それじゃあこれから会長のもっと恥ずかしい姿、いっぱい撮っていきましょうね」
・・・そうね、ルルーシュがそう言うのなら、私のもっと恥ずかしい姿を撮らなくてはいけないのね。
霞がかかった頭で、私はそんなことを考えていた。

翌日、私が登校すると下駄箱に一枚の封筒が入っていた。
・・・ラブレターかしら?
今時随分と古風なことで。
私はその封を破った。
そして・・・
「な、なによこれ・・・・・・」
その中に入っていたのは数十枚の写真だった。
その全てが私のあられもない姿を写したものだった。
椅子に座ったまま情欲にとろけきった顔で自慰に耽る私、誰かは判らないが男のモノを口に含んでいる私、バケツに跨ったまま放尿する私・・・
まだまだ口にするのも憚られるような痴態がそこにはあった。
うそ・・・・・・
だって私、全然記憶にないわ・・・
合成?
いやでもこれは・・・
場所は生徒会室?
一体誰が?何の目的で?
足がガクガクと震える。
顔から完全に血の気が引き、吐き気がする。
眼球が痙攣し、こめかみが痛む。

始業のチャイムが鳴った。
それは私の恥辱と陵辱に満ちた学園生活の始まりを告げる鐘の音だった・・・・・・

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