恥女 で 魔女


苦い敗北感が胸を締める。
オレンジを出し抜きスザクを助け出したのはいいが、彼は俺を拒絶し去っていった。
スザクなら、俺を理解してくれると思ったのに・・・!
自分は何のためにあんな危険を冒したのだろうか。
虚しさと無力感に肩を落とし、とぼとぼと帰路へとついた。

「ただいま〜・・・」
張りのない声でそういい、扉を開ける。
「おかえり、ルルーシュ」
聞き覚えのない顔と声に、足と思考がフリーズする。
「おかえりなさい、お兄様」
うん、このかわいらしいのは俺の妹のナナリーだ。
えーと、じゃ俺のかわいい妹と折り紙を折っているこいつは誰だっけ・・・?
「その様子だと、食事は外で済ませてきたな」
「心配しました。ゼロという人の騒ぎに巻き込まれたんじゃないかって。電話したんだけど繋がらなくて」
だが俺の思考はまだ止まったままで、うまく動いてくれない。
「お兄様、せっかくシーツーさんが来られたのに」
「っ!シーツー・・・?」
・・・俺はこいつに会ったことがある。
およそ人間らしくないエメラルド色の長い髪。奇妙な服。
たしかこいつは!!
「ふふふ、変わったお友達ですのね。イニシャルだけだなんて」
「・・・ああ」
「ひょっとして、お兄様の恋人?」
「え」
「将来を約束した関係だ、な」
「将来って、結婚?」
「違う、違うって・・・そういうのじゃなくて・・・だから、その、彼女は冗談が」
「嫌いだ」
慌ててしようとした言い訳はにべもなく、シーツーに遮られてしまう。
「そうですか・・・お兄様が。意外と早いんですね・・・でも人それぞれというし、おかしくはないのかしら」
ナナリーの言葉を遮るようにコーヒーカップを床に叩き割る。
「ああ、何やってるんだよシーツー。濡れちゃってるよ。ほら、洗面所いかないと。着替えも出してやるからさ」
強引にシーツーの腕をつかんで立たせ、部屋を出て行く。
「ナナリー、すぐに片付けるから動くなよ。それとさっきのは嘘だから。嘘。冗談」
不安げなナナリーへのフォローも忘れなかった。

シーツーを寝室に連れて行く。
「誰だお前は」「言ってただろ、シーツーと」「そうじゃなくて、お前は」「死んだはずか?」
「気に入ったか、わたしが与えた力は」「やはりおまえが」「不満か?」「いや、感謝してる」
短い言葉の応酬が交わされる。
と、シーツーがいきなり服を脱ぎ始め、そしてそのままベッドに潜り込む。
「おい、泊まるつもりか!?」
「男は床で寝ろ」
その傲慢な言い方に思わずむっとくる。
俺はベッドに腰掛け、凄むかのように顔を近づける。
「ここは俺の部屋だぞ・・・眠りたければお前が床に寝ろ」
だが彼女は動じた風もなく涼しい顔をしている。
「小さい男だな。なんなら・・・」
そうしてシーツーは唇の端を歪め挑発的に言い放った。
「一緒に寝るか?」
その表情には、そんな度胸はあるまい?といった嘲笑が見て取れた。
それが俺の中のスイッチを押した。押してしまった。
「・・・先程、俺とは将来を約束した関係だとか抜かしていたな」
邪悪な笑みを浮かべる。
「言った。それがどうかしたのか」
「そんな関係なら、こんなことをしても全然おかしくないよな?」
俺は笑いながらシーツの上からシーツーの膨らみを鷲掴みにした。
会長や酢飯に比べるとボリュームは明らかに見劣りするが、それはしっかりとした弾力性をもって指を押し返してくる。
確かな女の子の柔らかさだ。
「・・・・・・」
シーツーは無表情のまま俺の顔を見返してくる。
「ふん、そのすまし顔、いつまで持つかな?」

「なんだ、お前私とセックスがしたいのか?」
「ちょ、おま、セッ、セックスって・・・」
少女の口から発せられたあまりに露骨な言葉に思わず狼狽してしまう。
「どうせ私が与えてやった能力でさんざん楽しんだのだろう?」
いや、それは、確かに会長にいたずらして、写真撮ったりしたけど、別にそんな、さんざんだなんて・・・
「仕方のない奴だな。ほらっ」
そう言って彼女は自らシーツをバッとめくり上げた。
「う・・・・・・」
ベッドの上には美しくも生意気な少女が半裸で横たわっている。
それは手折られることを待っている無垢な花のようであった。
それでいて甘い毒を持つ果実を実らせる花。
俺はその姿に圧倒されて動けないでいた。
そんな様子にシーツーは挑発的な笑みを浮かべる。
「どうしたルルーシュ、私を抱くのではなかったのか?」
その言葉我に返る。
「まさか、今更おじけ・・・んむっ」
更に続くシーツーの減らず口を俺は自分の口で塞ぎ、そのまま舌を彼女の口内に侵入させる。
「んむっ、むちゃ、ちゅぱ」
シーツーの中に入った舌はそのまま彼女の舌と絡み合い、互いの唾液を交換する。
「ぷはあっ」
酸素を求めて二人の口が離れた。

シーツーはおもむろにレオタードのようなインナーを脱ぎ始める。
それを見て俺も慌てて着ているものを脱ぎ捨てる。
一糸まとわぬ姿になった少女はただただ美しかった。
小振りではあるが美しい形の乳房は呼吸に合わせてわずかに震えている。
その頂点にあるピンク色の突起は本人の強気な性格を表すかのように挑戦的にツン、と上を向いている。
くびれたお腹には無駄な肉はまったく付いておらず、形のいいお臍が丸見えになっている。
それでいて腰には女性らしくむっちりと柔らかそうな肉がついていた。
そして閉じられたままの足と足の間には髪と同じエメラルド色の茂みがしっかりとあった。
「さあ、来いルルーシュ。私をお前のものにしてみろ」
女神のように、小悪魔のように妖艶に微笑むシーツー。
たまらなくなって彼女をベッドに押し倒した。
ヤッてやる・・・!
何を・・・?
セックスをッッ・・・!!

右手で下からシーツーの乳房を持ち上げ、その乳首を強く吸う。
「あんっ・・・」
シーツーの口からかわいらしい声が上がる。
もっとその声を上げさせてやろうと舌を使ってレロレロと乳首を嘗め回してから、甘噛みする。
「こ、こら・・・乱暴に扱うな」
抗議の声を聞きながら、俺は左手をシーツーの下腹部へと伸ばしていく。
指はしなやかな腹部を撫でながら通過し、その茂みへと至る。
縮れた毛の感触を楽しみながら、指は更にその奥、少女のもっともプライベートな部分に触れた。
「ん・・・」
シーツーがわずかにのけぞる。
指を割れ目に沿って何度もなぞる。指に生暖かい肉の感触が伝わってくる。
そうしているうちに徐々に花弁が綻んでくる。
指に纏わり付いてくる愛液の量も随分増えたようだ。
「ふあっ・・・はあっ、あんっ・・・」
シーツーは何かに耐えるかのように目をギュッと閉じて、時折ビクッと震える。
その白磁のように白かった頬もうっすらと赤みが差してきており、指の動きに合わせて呼吸も乱れてきている。
そろそろいいのかな・・・?
ためしにシーツーの肉穴に指を入れてみる。
「あうっ!!」
またもやシーツーは仰け反る。
指はすんなりと生暖かい少女の中に飲み込まれた。
「すごいな、シーツー。もうこんなにドロドロになってるじゃないか」
俺はそう言って左手をシーツーの前で広げてみせる。
そこには糸を引くぐらい彼女の分泌した恥ずかしい汁でヌルヌルになっており。部屋の照明を受けてテカテカと輝いていた。
シーツーは恥ずかしそうに目を逸らす。
「やめろ・・・そんなもの・・・見せ付けるな・・・」

「お兄様おそいなあ。」
すぐに戻ってくると言ったお兄様はなかなか戻ってきません。
私はすっかり退屈になってしまいました。
「ちょっと、様子を見に行こうかしら・・・」
私は車椅子を使い洗面所へと向かいました。でもそこには二人の姿はありません。
「どこへいったのかしら?」
そのときお兄様の声が聞こえてきました。
「ではそろそろお前の中に俺のモノをぶち込んでやろう」
でもいつものお兄様の声と何か違います。なんかどこか恐ろしい声。
まさか、お兄様、シーツーさんと喧嘩しているのでは?
私は声の聞こえたお兄様の寝室の方へと向かっていました。

「ではそろそろお前の中に俺のモノをぶち込んでやろう」
そう言い放つと俺はシーツーの秘所に自分の性器をあてがった。
えと、ここでいいんだよな?落ち着け、俺。
「ふんっ!」
そのまま腰を突き出すと、俺の肉棒は愛液のヌメリを借り、ずぶずぶとシーツーの中に埋まっていった。
「ああああん!」
シーツーも気持ちよさそうに震える。
だが俺にもたらされた快感はそれどころではない。
「くうっ・・・!」
柔らかく複雑な肉の壁が絡みついてくる。
それは捕らえた肉棒を優しく咀嚼しながら蠕動運動を繰り返し、奥へ奥へと導いていく。
「うううっ!」
あまりの気持ちよさにうめき声を上げてしまう。
ただ挿れただけで精液を搾り取られるようだ・・・・・・
「どうした、動かないのか?」
したからシーツーが潤んだ瞳で覗き込んでくる。
ここで射精するわけにはいかない・・・!
俺は歯を食いしばって腰を振り出した。
ヌチョッ!メチョッ!ブチュッ!ネチャ!
粘着質な音が部屋中に響き渡る。

それは扉の向こうの私の耳にもはっきり聞こえてきました。目の不自由な私は、他の人よりも耳がいいのです。
それは例えていうなら蜂蜜の入った壷に腕を突っ込んでかきまわすような音。
でもその音、お兄様の苦しそうな声を聞いてるうちに、なんだか体が芯から火照ってきてしまったのです。
特に、足の間、オシッコが出るところあたりがむずむずする。
私だって年頃の女の子。性体験は皆無だけれど、知識くらいは人並みにあります。
だからお兄様とシーツーさんが中で何をしているかくらい想像がつきます。
無意識のうちに私の右手は下半身に伸びていました。
そのまま指は下着の上からそこをそっと撫でてみる。
「・・・く・・・んんっ」
電流が走り抜けました。
初めて感じる感覚でよくわかりません。でも、なんか気持ちいいみたい・・・
指の動きは止められずにどんどん大胆になっていきます。
「あ・・・」
下着に染みができて来ました。
ひょっとして私14歳にもなってお漏らしをしてしまったのかと思って慌てて確認しましたが、どうもそうではないようです。
下着を濡らしているのはもっとヌルヌルとした別の体液です。
私はそれがどこから出て来たのか気になって、指を奥のほうまで忍び込ませました。
「んんんっつ!!」
するとちょうど一番ヌルヌルしているところあたりが一番気持ちいい部分でした。
きっとこのヌルヌルは気持ちいいと出てくるものなのでしょう。
私はこの大発見に興奮してさらに激しく指を動かしました。
部屋の中からは相変わらずお兄様とシーツーさんの声が聞こえてきます。
「うううっ、お兄様・・・」
お兄様を想うと私の体の中に気持ちいいのがどんどん溜まっていきます。
「くうううう、シーツー!!もう、我慢できない!!出すぞ!!!」
お兄様の切羽詰った声が聞こえてきました!
私も・・・!もう・・・!限界です・・・!!
私の体の中に溜まっていた気持ちいいのが弾けました。
私の体はビクッビクッと若魚のように跳ね、その後体中から一気に力が抜けました。
こんなに気持ちよかったのは生まれて初めてです。
それは私の今後の人生を変えてしまうほどの大きな経験だったのですが、そのときの私は知る由もありませんでした・・・

「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、うううっ」
俺はイチモツを引き抜くことも出来ずに、シーツーの膣に欲望の滾りをぶちまけていた。
今は完全に脱力し、彼女の上に突っ伏していた。
・・・怒らせてしまったであろうか?膣出ししてしまって・・・
俺はちらりと彼女の顔を盗み見たつもりだったが、思いっきり目が合ってしまう。
「どうだルルーシュ。私の中を己の欲望で汚しつくした感想は?」
その表情は聖母のように穏やかだった。
「気持ちよかったか?」
両手で優しく俺の頬を撫でる。
俺はそんなシーツーの様子に安堵した。
「ああ、気持ちよかっtあううええ!?」
突然その腕に力がこもり、強引に顔をシーツーの方に向かされてしまう。
「そうか気持ちよかったか。それはよかったな。だが・・・」
シーツーの視線に晒され、体が固まる。
「私はまだ満足していないぞ、ルルーシュ?」
そういったシーツーの顔には無邪気な笑顔が浮かんでいた。

「はっ!はっ!ふっ!ああんっ!んっ!」
シーツーは俺の上に跨って腰を激しく振り出した。
単なる上下運動だけでなく、時折腰を前後左右にも動かし、円を描くかのように腰を回す。
膣壁の動きも複雑で肉棒に纏わり付くように、そして緩急をつけて責め立てて来る。
二人の性が交わっている部分はシーツーが撒き散らす泡立った愛液と、逆流してきた精液とでベトベトになっている。
彼女の腰が弾むたびに若さゆえに張りのある胸もたぷんたぷんと揺れる。
シーツーは奔放な悦びの顔で嬌声を上げる。その口の端から一筋の涎が垂れていた。
「うううっ!」
そのあまりに扇情的な光景と股間を襲う暴力的なまでの快感に、早くも二回目の射精感がこみ上げてきた。
しかし・・・!ここで出したら男の名折れ・・・!!
俺は肛門の辺りにキュッと力を籠めて射精を我慢すると、彼女の胸に両手を伸ばした。
掌でその柔らかい感触を味わいながら、親指で乳首をグリグリとすり潰す。
「あはあっあっつ」
少女の口から嬉しそうな声が上がる。
しかしこれはヤブヘビだった。
今度はお返しとばかりにシーツーの腕が伸びてくる。
そして俺の乳首に爪を立てる。
「っ!!!」
その新たな刺激に俺はひとたまりもなく再び精を放っていた。

「まったくしょうのない奴だな」
そういわれてうな垂れるしかない俺。情けない俺。
そして二回の射精を経て同じようにうな垂れていた俺の息子を、彼女はためらうことなく口に含んだ。
「う、お、おい」
互いの体液でべっとりと汚れていたそれを平然と嘗め回すシーツー。
目を閉じて、頬をへこませ、舌で愛おしそうに愛撫する。
舌は肉茎を撫で回したかとおもうと、カリ首の汚れが溜まっている部分を嘗め回す。
更にはすぼめた舌を尿道口に侵入させてくる。
「あうっ!」
にゅぽんっ、とシーツーの口から完全に勃起したペニスが飛び出してきた。
「これならまだ出来そうだな、ルルーシュ」
シーツーは満足げに微笑むのだった。

俺は後ろからシーツーに突き入れ、獣のごとく腰を振っている。
「いいぞ、うっ、ルルーシュ!そ、その、その調子、だ!!」
息も絶え絶えといった感じでシーツーが声を上げる。
この体位では彼女の恥ずかしいこげ茶の窄まりまでが丸見えになる。
彼女自身でさえ見たことがないであろう部分を見ているという事実が俺の征服感を刺激し、更に腰の動きを激しくする。
「あお、お、奥にっ!奥に、当たっているぞ!!」
少女のくびれた腰をしっかりと掴み、ガンガンと腰を打ち付けた。
パンパンと肉と肉がぶつかり合う音、愛液をかき出す水音、シーツーの派手なあえぎ声。
三つが重なり合って極上の音楽となっている。

パンパンと肉と肉がぶつかり合う音、何かをかき出す水音、お兄様の派手なあえぎ声。
三つが重なり合って極上の音楽となっています。
私の股間からもいやらしい水音がしてハーモニーを奏でます。
下半身にあてがわれた右手は本能的に一番感じる部分を探し当て、オシッコの出る穴の少し上にある突起ばかりいじっています。
左手もいつの間にか乳房をもみしだき、快感を引き出しています。
「あああっ、お兄様・・・!そんな上擦った声をあげて・・・シーツーさんの体はそんなに気持ちがいいのですか・・・?」
最愛のお兄様を盗られてしまったという醜い嫉妬心が私の心に湧き上がってきます。
でもそのことさえも私の快楽の炎に油を注いでいきます。
そしてお兄様にあんな声を上げさせているのが私だったならば、と夢想するとますます指が早く動いてしまうのでした。
「お兄様!お兄様ぁ・・・!うううっ、お兄様あっ!!」

「はあっ、うううっ、ルルーシュ!私も、そろそろ・・・!」
ついにシーツーの口からそんな言葉が漏れる。
「いいぞ、シーツー!!思う存分イクがいい!」
とうとう男としてこの女を屈服させることが出来る。かくいう俺もそろそろ限界だが。
ラストスパートとばかりに勢いよくシーツーを掘り進んでいく。
「あ、ああああん、ああっ、あああっ」
彼女の口から声が上がり、全身が細かく痙攣し始めた。
よし、これで・・・!
そのとき、突然シーツーが振り返った。
「ところで知っているか、ルルーシュ?さっきからずっとナナリーが扉の向こうで聞き耳を立てているのを」


・・・・・・え

ルルーシュの腰の動きが止まった。
しかし既に寸前だった私はそのまま絶頂を迎えた。
「くっ・・・!!イクっっっつつつうううう・・・!!はあああ〜〜〜〜〜〜〜〜」
それにあわせて私の膣は痙攣しながら今までにない動きで彼の性器を締め上げる。
それが止めになったのか、ルルーシュは三度私の中に精液を注ぎこんだ。
灼熱の奔流を体内に感じながら、私はベッドに突っ伏した。

「どうだ、ルルーシュ。妹に盗み聞きされながらセックスをするのは?」
だが返事はない。
どうやら気を失ってしまったようだ。
「ふーーー」
私は溜息を一つつくとそのまま扉へ向かっていく。
そしてそれを勢いよくあける。
「あ・・・あ・・・ああ」
そこにはただただうろたえるばかりのナナリーがいた。
まるでいたずらを見つかってしまった幼子のようだ。
「気持ちよかったか?」
「・・・・・・」
彼女は答えない。
ふふふ、まあいい。
これから時間はたっぷりある。
じっくり楽しもうじゃないか。
私はゆっくりと愛液で濡れたナナリーの手を取り、部屋へと招き入れた。

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